高校での英語長文読解の始め方

先週から英語を教えさせて頂いている生徒さんの話です。


中学3年生から当塾に来てくれており、高校二年生現在、英文法の基礎はある程度しっかりしており、学校の試験や模試でも上位の成績をとってくるタイプです。(当塾の前任者と相性バッチリだったのでしょう)
初回は速読英単語必修編を一緒に読んでみたところ、
ところどころ分からない単語があるものの、全く訳せない訳ではない、、
でも、知らない単語の類推が甘かったり、ところどころ「何でその訳に??」といった誤訳が出てくるような典型的な長文読解初学者さん、といった印象でした。(誰もが通る道ですよ!)

音読をしてもらうと、案の定、なんとなーく棒読みに聞こえる読み方。
恐らく英語のフレーズの繋ぎ目が分かってないのかなぁという読み方です。
私の方針としては、下記の3点を中心に進めていくことにしました。

  1. 通常の和訳練習に加え、音読を徹底的に!
  2. 英語多読用(※)の絵本を貸し出し、とにかく英語に慣れる!
入試形式の問題は基礎的な読解力がつき、英文をある程度の速度で読めるようになってから、解答テクニックや国語力の使い方含め、後々レクチャーしていくつもりです。
文法・単語の基礎がしっかりしているものの、英文をなかなかスムーズに解釈できない彼の場合、まずはとにかく英文のインプットが効果的でしょう。
基礎ができている分、効果はすぐ出るはずなので、楽しみです。

※英語多読・・当塾で取り入れているSSS式多読学習法。せっかくなので、来週月曜の更新で取り上げてみたいと思います。