TODOリストを活用して机に座ってる時間を圧縮する

段取りが悪い、いちいち行動が遅い、→机に座ってる時間は長いのに成果は出ない

よく聞くお話ですよね。

これはとても難しい問題で、シンプルに解決する問題ではないのですが、私が普段、作業をするときに実践している方法論について書きます。

人間はそんなに器用じゃない

  • 右手で書きながら左手でページをめくる
  • 携帯電話で人と話しながら、本を読む
  • 数学の問題を解きながら全力疾走する

同時に複数のことを行う、というのは難しいですよね。
同時じゃなくても、まったく異なる性質の作業を交互に行う、というのもなかなか難しいことだと思います。
例えば、下に挙げた内容を間髪入れずに順番にこなす、と考えてみてください。

  • 50m走
  • 数独など、数学の問題を解く
  • 音楽に合わせてダンス
  • トランプの神経衰弱で勝負する

知力・体力・時の運を競う競技としては面白いかもしれませんが、間違いなく、個々の種目をある程度まとまってやった方がよい成績が出ますよね。

実際、日々の勉強でも、とりあえず数学の宿題をしよう・・えっと、配られたプリントはどこだったかな?、あ、そういえば友達に宿題の範囲をメールしないといけなかったっけ、よし、ようやく宿題が終わったぞ、あ、明日の終礼テストの準備やらなきゃ、範囲を書いたプリントどこだっけ、、

というように、
いろんな行動が複雑に絡まりあって、その都度、脳があちこちに振り回されて、あたふたするためにかけてる時間の割に結果が出ない、ということが起きます。

行動をなるべくシンプルにする

そこで、脳になるべく負担をかけないようにシンプルに行動することをお勧めします。
簡単に言うと、最初に「TODO(やること)リスト」を作る、ということを実践することで、この問題は大きく改善します。上記の例で言うと、以下のリストを最初に作ることです。

今日のTODO(やること)
・数学の宿題(P〇〇~P〇〇)目標50分
・古文の予習(P〇〇~P〇〇)
-本文を書き写す 目標5分
-分からない単語をあらかじめ調べる
-品詞分解
-和訳 目標15分
・英語終礼テスト準備(P〇〇~P〇〇)
-知らない単語を書き出す&辞書で調べる
-単語の暗記 目標20分
-先生が言ってた箇所の英文暗記 目標15分
2時間で終わらせる!!終わったらゲーム!

最初にやるべきことをまとめて”考える”ことで、
あとは書き出した作業を”こなしていく”モードに切り替えていくことができます。
リストはメモなので、丁寧に書かず、殴り書きでOKです。時間がかかりそうだったり、だらだらしそうな作業には「目標〇分!」と書き込んでみたり、終わったのちの楽しみを書いておくことも効果的です。