予習復習で問題が解けない人のための「全教科に通ずる勉強の鉄則1」

早いもので期末試験が近づいてきました。

定期試験前は自習室で他教科の勉強をしている子も多いので、ちょくちょく様子を見ていると、基本的な勉強の仕方が分かっていないなと思うことがあります。
私が思うに、あらゆる教科の教科書・付属問題集は一定の法則に従って記述されているので、その法則をうまく利用すれば8割方の問題は解決できるものだと思います。

最初に準備するもの

・学校で使う教科書・問題集
・教科書ガイド(教科書の問題の解答・解説)
・付属問題集の解答・解説冊子
・別の教科書、または市販の参考書(平易なもの)
・辞書・用語集・資料集etc
身近にすぐ勉強を教えてくれる兄姉や先生がいる場合でも、分からない箇所を人に聞くのは時間がかかってしまう可能性が高いです。自分ですぐに調べて分かることも多いので、調べる材料をしっかり準備しましょう。

教科書の基本構成について

あらゆる教科書は、
1.この章・単元で覚えるべき重要事項(語句)・公式などの暗記事項を最初に提示
2.その暗記事項を直接用いる基本問題
3.その暗記事項に加えて、以前習った暗記事項や+αの発想が必要になる応用問題
4.章や単元をまたいだ総合問題
※便宜上、暗記事項と書いてますが、
 文法や公式など丸暗記するのではなく、理解が必要です。
という形式になっています。
ですので、教科書の基本問題を解いていて分からない問題があれば、少し前のページに戻り、暗記事項をしっかり理解すれば、解けるようになっているのです。
(単語や語句の意味が分からないのは仕方ないので、どうしようも無ければ素直に辞書で調べましょう。)
暗記事項が理解出来なければ、教科書ガイドや他社の教科書、参考書などを利用して理解に努めて下さい。それでも分からなければ、分かる人に教えてもらうとよいと思います。
理解できないまま問題を解かないで下さい。非効率ですし、結局間違えることになります。ただし、すぐ質問できる人がいない場合は、いっそその単元を飛ばしてしまうか、別の教科に移るのも手だと思います。

次回の記事に続きます。