古文の勉強法と貴重な源氏物語の朗読音源

高校に入り、古文の勉強に戸惑っている子が多いので、簡単にまとめておきます。

古文の学習は英語の学習と大変良く似ています。
つまり、、
1.まずは単語をしっかり覚える
2.古典文法(動詞、助動詞の活用、助詞や敬語の暗記など)の暗記
3.文章を品詞分解し、解釈の練習をする
4.最後に力を発揮するのは、どれだけ文章を読んだか、どれだけ音読したか

正攻法としてはこんな感じですね。
古典単語は300〜500程度を覚えれば国公立二次にも通用するので、英語に比べればかなり負担は軽いです。出来れば1週間程度を古文週間にして、早い段階で一度覚えきってしまうと、かなり楽になります。
文法も英語に比べると圧倒的に少ないので1〜2週間かけて覚えてしまえば良いと思うのですが、難しい場合は活用表とにらめっこしながら、3の品詞分解をひたすらトレーニングすれば、自然に覚えるはずです。(これは日々の授業の予習を活用することが大事です)

1000年前といえども日本語なので、動詞や助動詞の意味をある程度把握した上で音読をたくさんこなすと、なんとなく意味が分かってきます。細かい文法まで覚える甲斐性がない人は単語と助詞助動詞の意味だけ覚えて、音読の量をこなすことでセンター試験レベルは十分点数をとれるでしょう。

最後に、、源氏物語の貴重な朗読音源を公開してくださっているウェブサイトを紹介します。
*ふみまよう*
http://genjibaa.fc2web.com/sound/download_.htm

源氏物語はよく出題される古典作品でもありますので、日本語訳・現代語訳が併記されている本とともに、一緒に古典世界の情緒にひたってみてください。