世界史・日本史の勉強の仕方

0から始めることが前提です。

歴史の試験はありきたりですが、

  • 歴史の流れを理解しているか
  • 地名・人物名・事件名などを暗記しているか

の2点を問われます。これはセンター試験でも2次の論述試験でも変わりません。

センター試験のみの場合

歴史の勉強は基本的に教科書と一問一答式の問題集の活用が鍵になります。ただ、教科書の記述は初学者にはとっつきにくく、読み難い部分があるので、まずは語学春秋社から出ている実況中継シリーズ「石川日本史B講義の実況中継」「青木世界史B講義の実況中継」は初学者用としてオススメです。
満点を目指すのでない限り、実況中継を読みつつ、一問一答を徹底的にやりこみ、不明な箇所を教科書や用語集で調べるという勉強法で8割〜9割を狙えるはずです。センター利用などで、満点を狙う場合は、後述の早稲田式の勉強を流用し、より高難度の問題集を利用する必要があります。

2次試験がある場合

志望校の傾向と対策が重要です。早稲田式の重箱の隅をつつくような暗記重視試験の場合、難関私立用の一問一答や過去問のやりこみが必要です。
東大式の記述重視の場合は大変で(でも面白い)、ある程度の暗記知識を前提に論述形式の練習をひたすら積む必要があります。この場合、教科書を徹底的に読み込むことがとても大切になります。また、添削をしてくれる先生を見つけましょう。論述問題は1にも2にも添削してもらう存在が大切です。教科書以外にも流れを理解することに有用な参考書があるので、お問い合わせ頂ければご紹介します。