センター試験で140〜160点代を行ったりきたりしている人向けにオススメの解答法があります。その名も「◯×△?解答法」です。もしかしたら人によっては別の言い方をしているかもしれません。
この記事のまとめ
・解答の根拠は必ず文中にある!
・選択肢1つ1つを吟味し、下記の印をつける。
間違いがない(◯)、明確に間違い(×)、何とも言えない(△)、
恐らく◯か×だが単語の意味が分からずあやふや(◯?or×?)
・解答の優先順位は◯>◯?>△>×?>×
解答の根拠は必ず文中にある!
共通一次時代の数十年前から色んな人に言われ続けていることかもしれませんが、
大学入試の試験は一般的に客観的かつ合理的にYes/Noを言える問題になっています。
従って、複数の選択肢の中から1つを正解とする限り、他に正解ではない旨を明確に説明できる必要があります。その説明の根拠は必ず問題文と文中にあります。
選択肢が正解・不正解である根拠を吟味することで正答率は格段にあがります。
選択肢を1つ1つ吟味をし、印をつける
センター試験では4つの選択肢のうち、2つは明らかに違い、1つは紛らわしい選択肢
であることが多いです。紛らわしい選択肢にひっかかり、点数を落とした経験がある方がほとんどではないでしょうか。そういったもったいない失点を減らすには選択肢の吟味が非常に有効です。
例えば、選択肢から正しいものを選ぶ場合、
1.選択肢の内容に一切疑義がなく、正しい場合→◯
2.選択肢の一部が明らかに間違っている場合→×
→必ず×の根拠を述べることが大事。
3.正しいとも間違っているとも何ともいい難い場合→△
4.恐らく正しい(間違っている)が単語が分からず怪しい→◯?(×?)
というふうに必ず全ての設問について吟味をすることが重要です。
なぜなら、1つ目の選択肢が◯だと思っても、次の選択肢も◯で、よくよく考えなおしてみたら1つ目の選択肢に明確な誤りやよく考えると怪しい部分が出ることが往々にしてあるからです。
また、「この選択肢は正しい」と決めることは難しいですが、「この選択肢は難しい」と決めることは比較的行いやすいです。本文中に書いていることとの矛盾点や本文中に書いていないことを確認すれば良いからです。×である選択肢を最初に切り捨て、◯と◯?と△の吟味をすることでうっかりミスを減らせることができます。