何かを理解したり暗記したりする際、人によってスタイルが異なります。
例えば、耳から入った情報の方が受け入れやすい人もいれば、目から入った情報の方が受け入れやすい人もいます。頭の中だけで覚えることをたやすくこなす人もいれば、手で書くことによって覚える人も、音読することによって覚える人もいます。
人によってスタイルが異なるので、自分にあったスタイルを早いうちに身につけましょう。
頭を使うか、身体を使うかで大別されます。
人の電話番号を聞いて、メモしなくてもすぐかけれるような人は頭を使っての記憶が向いてる人だと思います。そういう人は、瞬間暗記をするつもりで、覚えるべき事項を一旦頭に入れた上で、繰り返し覚えたかどうかをチェックする方法があってるはずです。
他に、手を動かして覚える人、声に出して覚える人もいます。
そういう人はある程度筆記や音読を繰り返し、記憶事項が身体に馴染んできたら、覚えているかどうかのチェックをしていけばよいでしょう。
重要なのは、1つの暗記方法に固執せず、色んな方法を試してみることによって自分のスタイルを見つけることです。また、同じところばかり使っていると疲れてくるのが人間ですので、自分のスタイルだけに固執せず、他の方法も取り入れながら複合的に覚えることがよいでしょう。
勉強(理解)スタイル
人の話を聞いていて、ついぼぉっとしてしまい「あれ、今何の話だっけ?!」となる人は、目からの情報整理が得意かもしれません。
逆に、「本を読んでると眠くなって仕方ない、つらい」という人は耳からの情報整理が得意なのかもしれません。
目からタイプの人で、集団授業が苦手に感じる人は、いっそのこと自分だけで理解するつもりで腰を据えて教科書を読んでみたり、自習メインの学習塾に行くことで勉強に対する苦手意識が改善できるかもしれません。
耳からタイプの人は、学校の授業をしっかり重視しつつ、英語や古典、理科社会など、音声教材がたくさんあるので、そういったものを試してみては如何でしょうか。例えば私自身の話で言うと、石川先生という方の日本史実況中継の付録のCDが素晴らしくて、日本史の年号は全てこれだけで覚えたようなものでした。(私の場合、寝る前の睡眠学習で頭に残りました。)
こられは半分オカルトですが、こういう風に自分を見つめなおすことで思わぬ発見があるかもしれません。是非お試しを。