英語が使えるどうかで18歳以降の人生は大きく変わります。
外国人と話すことで視野が大きく広がりますし、留学や海外進学、外資就職など、成長の機会や多額の報酬を得るチャンスに恵まれます。私がいた不動産業界では、英語を使えるだけで年収が1.5〜2倍増加するケースもありました。(国内PM会社から外資ファンド会社への転職)
日本人は英語が使えない?
日本では英語が苦手な学生が多くいます。
でも、よくよく考えてみると、アメリカでは、5才児でも英語を使って暮らしています。決して英語が難しい言語だということはなくて、我々の英語の勉強方法に間違いがあるのです。
私的な見解ですが、文法と翻訳一辺倒の受験英語のあり方と、そもそも裕福な日本人にとって英語を学ぶ強い動機がないことなどが英語を苦手とする学生を増やす要因だと思います。
英語の効果的な学習方法
アメリカの5才児が英語を喋れる理由は、日本の5才児が日本語を喋れる理由と同じで、単純に、毎日大量の英語に触れているからです。
使える英語を学ぶ最短の道は、英語の映像、音楽、書籍、会話を浴びるように消費することです。ただし、我々は英語に関しては0才児のようなものですから、変なプライドは捨てて、簡単な英語から始めることが重要です。近年では英語の多読が日本でも推奨されはじめ、書籍であれば0才児レベルから安価に大量に仕入れることが出来るようになりました。(私の教室でも導入しており、私も生徒と一緒に絵本を読んでいます。)
また、英語を喋れないと生活が出来ない環境に身をおくことも効果的です。例えば、フィリピンであれば往復の渡航費十万円、一ヶ月の生活費数万円程度で英語での生活環境が手に入ります。
”英語を使える”の落とし穴
ただし、英語が使えても、論理的思考能力がなく、社会問題に対する自分自身の意見もなければ天気の話と好きな趣味の話で終わってしまうのでご用心。特に日本の歴史すら知らない日本人は馬鹿にされます。逆に相手の国の歴史に詳しいと尊敬されます。外国の知的階級と会話していると、教養としての地歴はとても大事だと感じました。