“出来る子”を作る小学校時代の過ごし方

色々な生徒を見ていると色々なタイプの子に出会います。
その中で特に伸び悩む子に共通する特徴があることに気付きました。

  1. 集中力が持たない
  2. 想像力が乏しい
  3. 計算が遅く、間違いが多い
  4. 読解力(文章を読む速度や正確性)が低い

3,4は中学受験をしていない子であればある程度共通の事項なのですが、
1,2はその中でも顕著に変わります。

特に想像力の低さは抽象的な概念が多く出てくる中学内容の教科では致命的になります。
理想は、そんな子に対しても新鮮な感覚で物事を伝える技法を私たちが持つことなのですが、なかなか難しいです。(精進します)

想像力を鍛えるには物語をたくさん読むことが効果的だと思います。または物語中心のゲームでもよいと思います。色々な設定や背景世界、登場人物の気持ちに触れることで想像の幅が広がります。他に読解力や計算力、集中力の面も考慮すると、小学時代は寺子屋の”読み書き算盤”ではありませんが、特に読書と計算練習をとにかく繰り返し続けることがとても大切な財産になると思います。

しかし、強制されては子供もなかなか前向きに取り組めません。
お仕事や家事でお疲れのことだと思いますが、TVを切って、家族で読書や計算練習に取り組む時間を毎日30分でも取れれば、それが後々塾や予備校に多額の費用を投じることよりも貴重な投資になるでしょう。
その後、お菓子とジュース(大人は珈琲?)でプチお楽しみ会をしても素敵ですね。