私立生の成績テコ入れの時期

よくある成績低迷のパターン

特に中学受験組に多いのですが、受験で燃え尽き中学に入ってからはついつい遊んでしまうタイプの子が少なくありません。
それでも1年生の初めのうちは内容も簡単で、学校の雰囲気も掴めずある程度真面目に勉強するのですが、1年生後半〜2年生にかけてどんどん成績が落ちていくパターンが多いようです。

テコ入れの時期

テコ入れの時期は早ければ早いほど良いのですが、本人自身が危機感を持っていないと塾に行かせてもあまり効果は見込めないでしょう。(特に大手の集団塾だとそうなると思います。)
それでも1つの目安の時期は2年生の特に後半の時期。いよいよ中学内容を一通り終え、高校内容に入る前に中学内容を復習しておくことが良いと思います。中3になり、完全に高校内容に入ってしまうとそれで手がいっぱいになり、とても復習をする余裕がなくなってしまうからです。特に英数は中学内容を基礎として高校内容に学習が展開していきますので、基礎があやふやなままだと高校内容の学習もなかなか難しくなります。

数学なら「語りかけるシリーズ」、英語では「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」、中学生用の単語帳などを自学自習するのも費用対効果が良いと思います。
塾に行かせるのも手ですが、ご両親に余裕があれば、週に2,3日復習勉強会を開いても良さそうですね。