和医大に合格した模試の活用法

こんにちは!Sakiです。
今回は私が実践した模試の活用法についてお伝えしたいと思います。

復習は大事?!

よく、「模試は復習が大切だ!!!」と、高校の先生には嫌というほど聞かされると思うのですが、(少なくとも私の高校では模試を受ける度に言われていました。)今回私が紹介するのは、模試の復習ではなく、その反対の「模試の予習」です。

模試の予習とは?

私の通っていた高校は授業の進度が遅く、三年になってからは、特に駿台模試などのハイレベルな模試の数学や理科では、模試の出題範囲に授業が追いついていない場合が多々あり、毎回大問1つか2つは受ける前から解けないことが決まっているという状況でした。そのため、ただでさえハイレベルな模試なので、解ける問題を完答しても全国偏差値が50には届かないこともあり、教科ごとの偏差値や合格判定がほぼアテにならないようなものでした。そこで、私が考えたのが、「模試の予習」でした。

模試の予習とは、何もまだ授業でやっていない範囲を独学して模試レベルまで持っていくというものではなく、授業が追いついている範囲の中から、「この単元は次の模試では満点狙いにいくぞ」という単元を決めて、模試に向けて勉強のスケジュールを立てることです。どの模試でもおこなっているかは不明ですが、全国模試の中には、三年の秋ごろまでの模試の毎回の出題範囲を公開してくれているものがあります。私は、三年になった時に受ける予定だった全ての模試の出題範囲を確認し、授業の進度や、短期間に集まっている模試での範囲の重複などを調べました。そして、それらをもとに、「この模試までにこの範囲を仕上げの段階に入れるぞ」という目標を立てました。

目標にこだわりすぎるのも禁物・・

しかし、受験勉強の一年というものは長いものです。そのため、目標やスケジュールを立てるとは言っても、「何月何日までに」などといったガチガチな目標を立てるわけではなく、ゆったりと余裕を持ち、「この模試の時にこの単元が点の稼ぎどころになっていればいいなあ」というくらいの目標を立てるほうが良いと思います。
最後になりますが、模試は予習だけでなく、やっぱり復習もきちんとしましょう!!模試に出る問題は各予備校が全力を注いで作っている問題です。無駄な問題なんて一問もない、本当に良問ばかりです。