今年は慶應義塾志望の生徒がいます。慶應義塾では、学部によっては通常の学力試験に加えて小論文が課されます。小論文の対策としてやるべきことは2つあります。
- 読む力と書く力の鍛錬
- 時事問題・歴史について学ぶ
読む力と書く力の鍛錬については、幸い過去問が十分な量あり、過去問を解く最低限の学力はクリアしている生徒なので、過去問を解いてきてもらってそれを添削する、というルーチンで指導させて頂いています。
2つ目の時事問題・歴史について学ぶ、に関しては面白い指導が実現出来ているのでご紹介します。それは、リモートによる小論文対策です。
リモートによる小論文対策とは
以前ご紹介した通り、当教室ではDiscordというアプリを用いて講師・生徒がいつでもどこでもコミュニケーションをとれる環境を構築しています。そのアプリを主軸に使い、以下の流れで指導を行います。
- ニュースサイトから時事問題に関する記事をピックアップ
- 生徒がそれを読み、200字程度の小論文にまとめる
- まとめた小論文はDiscord上で提出する
- 会話で補足しつつ、同アプリ上から添削し返す
参考記事のやり取りもアプリ上でスムーズに行えるため、リモートでやるかどうかに関わらず、こういうアプリ上で指導することはとても有用で、特に時事問題の学習には馴染むと感じました。